Azure Stackは何か管理者が対処することがあればAlertが発生しそれを教えてくれます。
私の印象としてはこのアラートは本当に最小限のみであり、Azure Stack自体の稼働に影響がないものは極力アラートとして表示しないように意図してアラートを設定しているのだな、という印象です。
一方で、必要があれば Test-AzureStack コマンドレットにてAzure Stackをテストすることができます。Update前の Test-AzureStack の実行は必須ですね。こちらのほうがかなり細かくAzure Stackをテストしてくれています。
そして、Test-AzureStackは結果をシンプルにPASS, WARN, FAILで表示してくれるのみなのですがもっと細かくその内容を確認したい、というマニアックな方もいらっしゃると思います。(私のように)
この場合には、 Get-AzureStackLog -FilterByRole SeedRing を実行して得られる Azure Stack Validation Summary というHTMLファイルのレポートを参照することができます。

レポートファイル内はかなり詳細に状況を表示してくれます。

もちろんここで何がわかろうとも、わからなかろうとも、問題発生時にはMicrosoftさんのサポートへの問い合わせをすることになりますし、レポートをみてなにかがあっても直接手出しはできないし、する必要もないのですが、それでも、こういうの見ると楽しいですよね。