Windows11へのアップグレード情報についてまとめておきます。
公開日
Windows 11の正式版は10月4日から公開されています。
Windows 11へのアップグレード方法
- Windows Update(インプレースアップグレード)
- インストールアシスタントを使用する(インプレースアップグレード)
- USBメディアやDVD等のインストールメディアを作成し利用する(インプレースアップグレード / クリーンインストール)
- ISOファイルをダウンロードし利用する(インプレースアップグレード / クリーンインストール)
USBインストールメディアの作成方法
Windows 11のダウンロードやインストールメディア作成ツール入手は下記ページから行うことができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
トラブル対応
既存のWindows 10をインプレースアップグレードする場合には、問題が発生する可能性があります。私自身もブルースクリーンが発生してしまい、問題切り分け、対処を試みましたが結局原因不明でインプレースアップグレードをあきらめました。
インプレースアップグレードができない場合にはクリーンインストールを行い、ソフトウェアを再インストールし、データを復旧することでWindows 11にすることができます。このような選択肢も考えておくとよいでしょう。
Windows 11の互換性
Windows 11は互換性の要件が厳しいことでも有名になってしまいました。ご自身が使っているPCが対応しているかどうかは互換性チェックツールで確認することができます。
互換性がないPCにWindows 11を導入する方法
互換性がないPCを使っている方はPCの買い替えも検討しつつ、しばらくはWindows 10を利用すれば問題ありません。Windows 10がサポートされている間は(Windows Updateが提供されている間は)無理にWindows 11にしなければいけないわけではありませんので、無理をしないのが良いと思います。
とはいえ、互換性がないPCを使っていながらもWindows 11にアップグレードしたい!触ってみたい!という方もいると思います。そのような方のために自己責任でいくつかの互換性チェックをバイパスしてWindows 11を導入する方法が存在はしています。
推奨はしないながらもMicrosoftからも公式情報としてTPM 2.0とCPUモデルのチェックをバイパスするレジストリ設定が公開されています。
さらに、非公式ですがTPM自体のチェックをスキップしてしまう方法も存在しています。
TPM 2.0非搭載CPU互換性無しでもインストールできるようにする設定
キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
値の名前 AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
型 REG_DWORD(DWORD 32ビット)型
値の内容 1
TPM自体を搭載していなくてもインストールできるようにする設定
キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig
値の名前 BypassTPMCheck
型 REG_DWORD(DWORD 32ビット)型
値の内容 1
互換性のないPCに無理やりWindows 11を導入した場合にWindows Updateできるのか?
互換性がないPCにWinodows 11をインストールした場合Windows Updateの実行は保証されません。いつできなくなってもおかしくないですし、実行したらブルースクリーンが発生して…ということも起きる可能性が高くなります。
とはいえ、現時点では普通にWindows Updateが実行出ますし、問題も起きていないようです。
無保証かつ自己責任で使うことは現時点ではできる模様です。
下記の動画では実際にWindows Updateまで試してみています。