Azure LogAnalyticsワークスペースに様々なログを取り込んでみます。他にも色々とやってますので下記エントリも確認お願いします!
さて、今回はApp Serviceからのログを取り込んでみます。
もともと作成してあったfunctionsの実行環境がありましたので今回はそちらを対象にしてみます。

診断設定からログを取り込む方法と、Application Insightsからログを取り込む方法の大きく2つがあります。

診断設定
まずは診断設定から見ていきます。


Functionsに関してのログがLog Analyticsワークスペースに取り込まれ検索可能となりました。

診断設定から取得できるのは、生のログに近いもの…というイメージでしょうか。
Application Insights
より詳細な監視、分析はApplication Insightsを使うことで可能です。これも裏ではAzure Log Analyticsワークスペースにデータがため込まれておりそれが使われますが、1つのサービスとして利用可能となっています。

有効化するのも簡単です。


Application Insightsでは様々な観点で監視ができます。








かなりリッチな画面が並んでいますが、裏にあるのはどれもAzure Log Analyticsワークスペースのデータです。

Application Insightsにより様々なテーブルが定義されています。

こんな分析も…

裏にあるのはAzure Log Analyticsワークスペースのログです。


Azure Log Analyticsワークスペースにどのようにデータをためて、どのようなクエリでどんな分析ができるのか?という点のわかりやすいサンプルとしても、Application Insightsは優秀ですね。