iPhoneのパスコードを忘れてしまってもIntune管理デバイスなら慌てなくて大丈夫。という話。(解説記事ではなく、日記風になっております。)

私はずっと会社貸与のiPhoneを使っています。そして会社のポリシーを受け入れないといけないので、パスコードはそれなりに長く、かつ、定期的に変更しなくてはいけません。そもそも、なんで定期的にパスコードをを変更しなくちゃいけないのか納得していませんが、それはまた別の話…。

で、普段はパスコードは全く使わずにやっぱりTouch IDを使うわけです。簡単で使いやすいですからね。なので下記のような状況が生まれます。

  • 普段は全くパスコード使わない
  • たまにパスコードを変更しないといけない
  • 普段使わないパスコードだし、たまに変更しているので「忘れそう」
  • 「忘れそう」なので覚えやすいパスコードにする、変更時にも思い出しやすいようにする。

ああ…、脆弱なパスコードやパスワードを設定してしまう典型例ですね…。とはいえ、まぁ、自分でコントロールできない部分なのでこれ自体は受け入れてずっとやってきました。

で、確か1週間か2週間前にパスコードを変更しろと言われて変更していました。

で、昨日の夜ちょっと私的なことがあって、一度落ち着こうと思って、iPhoneの電源を切りました。いじってしまわないように。

で、今朝起きたらiPhoneのロックが解除できなかったんです。ショック。変更後一度もパスコードを打っていなかったから記憶違いなのかと思って、ホワイトボードに試したものやこれかな?と思うものを書き出してチェックしながら打ち込んでみたり。

そして、何度も間違えて、1分間使えなくなり、5分間使えなくなり、15分間使えなくなり…。

パスコードはあっていると思うのにロックは解除できない。そろそろ強制的に初期化されてしまうかも、という焦りの中どうしたものかと調べました。

  • バックアップがあればリストアしてしまえばパスコードを変更できバックアップ時点までデータは戻るものの、ダメージは無い。→バックアップ取ってない…。
  • パスコードがわからなくなった状態からでもバックアップ取れるらしい→ロックは解除できないと駄目

ということで詰んだかも感がありました。

が、さすがは企業で管理されたデバイス。Intuneからパスコードのリセットがセルフサービスでできることを発見。一度も使ってなかったのですが、考えてみたら当たり前の機能かもしれません。

でも、この機能を使うには、一度アカウントをサインアウトして再度サインインする必要があります。そして、私のアカウントは多要素認証が有効になっており、Azure Authenticatorに通知があってもそのデバイスのロックが解除できないから通知に応答できない…。

やっぱり駄目かと思いかけましたが、きちんと他の認証手段として電話番号も登録してありました。なので、電話を使って多要素認証をクリアして無事にパスコードをリセットを実行することができました。

そして、iPhoneはパスコード無しで使えるようになりながら、パスコードをすぐに変更してね、と言われたのでパスコードを変更しました。その直後に確認のため、ロックして、パスコードで解除しようとしたら…、できませんでした。

今変更したばかりなので絶対に間違っていないのですが、通らないです。これは何かしらのルールに抵触しているけれどもそれを弾いてくれないUIになってしまっているのか、単純に不具合なのか、私の頭がおかしいのか、どれなのかはよくわかりませんでしたが、とりあえずロック解除できません。

仕方がないので、時間をおいてから再度パスコードを解除し、今度は複雑そうな今まで一度も使っていないパスコードを設定してみました。さらに、そのままロックせずに設定からパスコードの設定画面に遷移して、「現在のパスコード」が今入れたもので通ることを確認。さらに、ロック前にTouchIDの登録も行って…、やっと復旧させることができました。

というわけで、パスコードを忘れてしまっても、Intuneでパスコードをリセットしてしまえば大丈夫ということを体験しました。いや、朝から嫌な汗をかきました。

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