AutoPilotを構成する!【M365フルクラウド検証環境 その12】

シリーズ記事の12個目です。M365フルクラウド環境を検証目的で構築しています。下記の記事も合わせてどうぞ!

  1. Windows10をAzure ADに参加させる!【M365フルクラウド環境検証 その1】 | Microsoft Cloud Administrators
  2. Azure ADにドメインを追加してユーザーIDをわかりやすくする!【M365フルクラウド環境検証 その2】 | Microsoft Cloud Administrators
  3. M365 E5検証ライセンスを申し込む【M365フルクラウド環境検証 その3】 | Microsoft Cloud Administrators
  4. Intuneへの登録を行う【M365フルクラウド環境検証 その4】 | Microsoft Cloud Administrators
  5. Windows10のデバイス構成プロファイルを作成して割り当てる!BitLockerでディスク暗号化【M365フルクラウド環境検証 その5】 | Microsoft Cloud Administrators
  6. コンプライアンスポリシーを作成して割り当てる!【M365フルクラウド環境検証 その6】 | Microsoft Cloud Administrators
  7. 「条件付きアクセス」で「ベースラインポリシー」を設定する!【M365フルクラウド環境検証 その7】 | Microsoft Cloud Administrators
  8. 条件付きアクセスポリシーを設定してMFAとポリシー準拠デバイスを必須とする!【M365フルクラウド環境検証 その8】 | Microsoft Cloud Administrators
  9. Microsoft Defender ATPを実装する!【M365フルクラウド環境検証 その9】 | Microsoft Cloud Administrators
  10. Office Pro PlusをIntuneから配布する!【M365フルクラウド検証環境 その10】 | Microsoft Cloud Administrators
  11. Exchange Onlineのドメイン設定とメール配送の挙動【M365フルクラウド検証環境 その11】 | Microsoft Cloud Administrators

今回はAutoPilotを構成してみます。

参考: Windows Autopilot を使用してデバイスを登録する – Microsoft Intune | Microsoft Docs

Intuneでのインポート用にCSVを取得する

Windows 10上で下記のコマンドを実行することで機器の情報を元にCSVファイルを生成できます。

Install-Script -Name Get-WindowsAutoPilotInfo
Set-ExecutionPolicy unrestricted
Get-WindowsAutoPilotInfo.ps1  -OutputFile c:\AutoPilotOutputfile.csv

生成されたCSVファイルは下記のような感じです。

Windows AutoPilotデバイスの追加

オプションでグループタグ、割り当て済みユーザーを指定することも可能ですが、ここではそれは指定せず、スクリプトで出力されたCSVファイルをそのままアップロードします。

しばらく待つと、下図のように登録されました。

私が検証している順番ではすでにAzureADに登録しているデバイスと関連付けられました。

Autopilotデバイスグループの作成

Autopilot Deployment プロファイルの作成

しばらく時間を置くと割り当てが行われます。

OSの初期化

動作を確認するために、OSを初期化しました。

通常の初期セットアップに加えて、認証情報を入力後は自動的に構成が行われることが確認できます。

放っておくだけでAADへの参加、Intuneへの参加、ポリシーの適用、Microsoft Defender ATPへの登録、Office ProPlusの導入等全て全自動で行われるため非常に快適です。これで、いつ何があっても簡単に初期化してしまうことが可能になりました!

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